【第10回】生き残りの分岐点
業界再編・倒産・M&Aの加速する時代に「あの会社、先月で廃業したらしい」業界の集まりで、そんな話を聞くことが増えた。コロナ禍を乗り越えたと思ったら
中央矢崎サービスの社長として、お客様との対話や現場での出来事から得た気づきをもとに、課題を整理し、問題提起していくコラムです。
物流に限らず、仕事の進め方、人や組織の動き、仕組みづくりや改善といったテーマも扱います。
結論を一方的に決めるのではなく、「なぜ起きているのか」「どうすれば良くなるのか」を一緒に考える材料を共有し、少しでもお役に立てればと思います。
業界再編・倒産・M&Aの加速する時代に「あの会社、先月で廃業したらしい」業界の集まりで、そんな話を聞くことが増えた。コロナ禍を乗り越えたと思ったら
CO2削減・環境規制への対応「うちみたいな中小企業に、EVトラックなんて無理ですよ」ある運送会社の社長が、そう言って首を振った。カーボンニュートラル、脱炭素、環境対応──。ニュー
EC拡大による小口・多頻度配送対応「昔は1日10件だった配送が、今は30件を超える」都内の宅配を担当するドライバーが、そう語った。荷物は小さくなり、届け先は増えた
人材定着・働き方改革と組織づくり「また辞めるのか……」採用担当者のため息が、事務所に響いた。3カ月前に入社した若手ドライバーが、「思っていたのと違った」と退職届を出してき
デジタル化・DXの遅れがもたらす静かな危機「配車表、まだ手書きなんですよ」栃木県の運送会社を訪ねたとき、事務所の壁に大きなホワイトボードがあった。ドライバーの名前、車両番号、配送
【第5回】「いつも通り」の値段で、いつまで走れるか?運賃交渉力の弱さと取引慣行「うちの運賃、10年前からほとんど変わってないんですよ」ある運送会社
【第4回】上がるコスト、変わらない運賃燃料・人件費・車両コストの高騰と経営の綱渡り「ガソリンを入れるたびに、気が重くなる」都内の運送会社を訪ねた際、ドライバーの一人がそうつぶやいた。燃料
2026年問題・物流効率化法への対応「また書類が増えるのか……」神奈川県の中小運送会社で、事務担当の女性がため息をついた。2026年に施行
2024年問題の本格影響──労働時間規制と現場の苦悩夕方6時、ある運送会社の事務所で、配車担当者がパソコンの前で頭を抱えていた。「どう組んでも、この運行だと拘束時
ドライバー不足と高齢化が突きつける「待ったなし」の現実先日、関東近郊の中堅運送会社を訪ねたときのことだ。応接室に通される前、車庫に並んだ大型トラックを見た。ピカピカの車体